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今晩はアキヒトのとこで集まりがあるみたい

30代独身サラリーマンの日常を綴った雑記。

花粉症の僕が花粉への想いをつづる

 

こんにちは、心地よい春の温もりを感じないまま、鼻孔の通気性の悪さだけが僕に微細な春の訪れを感じさせてくる4月初旬。

 

それに伴い、何事にも積極的になれていないアキヒトです。

 

 

はじめに

30代の独身サラリーマンである僕は、日々変化しない毎日に少しばかりの嫌気を感じていた。

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それを言葉にしてみるとこうだ。

 

オカズのないご飯。

ジャムのないジャムパン。

肉の入っていない肉まん。

シャー芯のないシャーペン。

家族のいない家。

ガソリンの入っていない車。

料金を支払っていないプライム会員。

従業員のいない会社。

内容のない音楽会。

空にいない雲。

朝の来ない夜。

 

そんな感じだ。

(どんな感じだ?)

 

という訳で、ほんの少しの味・塩・コショウを求める毎日を過ごしている。

 

そんな時、僕はお米食べる時。

 

少しだけ砂糖をかけてみる。

(うん、甘い)

 

 

花の舞

そんな変化のない生活を送る僕には、毎年3月頃から5月初旬あたりまで、味付けを施される。

 

 

花粉だ。

 

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こいつは毎年毎年、僕の鼻に対して、これでもかと言うくらい馴れ馴れしく図々しい態度をとってくる

 

時には僕に嫌がらせをしたり、僕を困らせたりとほとほと迷惑している。

 

僕のお金もドンドン使い込んでいく。

 

ボックスティッシュなんかは、酷い時は2日で無くなる事もあった

 

ホントあきれた奴だった。

 

それに、外へ出ればいつもいつも、ちょっかいをかけてくる。

 

あ~、ホントいつもいつも鬱陶しい

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あ~もう、ヤメロって!!

 

そんな言葉をこいつは聞かず、お構いなしだ。

 

僕は愛想をつかしかけていた。

 

本当にいつもいつも。

 

こいつは・・・。

 

いつもいつも。

 

いつも・・・。

 

いつも・・・一緒にいる。

 

いつも一緒にいる。

 

こいつ。

 

・・・

 

・・・・・・

 

 友達になっていた。

 

 

華の舞

そんな友達(花粉)と僕の付き合いは長く、かれこれ15年を超えてきている。

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それでも友達の僕にこいつは、問答無用で嫌がらせをしてくる。時には目つぶしをしてきたり、時には鼻を塞いでみたり、時には喉の奥まで攻撃してくる。

 

それに対し僕は僕で、友達(花粉)であるこいつにやり返す事も多々ある。

 

目つぶしにはアレルギー専用点眼薬を使用したり、

鼻づまりにはアレルギー性鼻炎薬を使用したり、

鼻孔専用洗浄液を使用してやったり、

喉もガッツリとうがいを行うようにしたり。

めちゃくちゃにしてやっている

 

そんな事ある毎にケンカを繰り返しては、一緒に涙を流す事もあった。

 

その度に仲直りをする僕と友達(花粉)は最早、友達という関係を超えていた

 

・・・・

 

・・・・・・

 

親友になっていた。

 

 

鼻の舞

そんな僕と親友(花粉)は、よく笑いよく泣きあった。

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色々な事を話しあっては、夢を分かち合った。

 

一緒に生活もしだした。

 

朝起きる時も夜寝る時もいつも一緒だ。

 

朝起きると僕は、目を充血させ、目の周りを目糞で十分にメイクし、涙を流しながら「おはよう」と告げる。

 

もちろん返事はないが、気持ちは伝わっている。

 

朝のこの状態を見れば、仕事だから起きてね。としっかり伝わっている。

 

休みの日でも遊んでよと起こしてくる。

 

可愛いやつだ。

 

夜寝る時も薬の効果も相まって、よく寝れるようになった。

 

それもこれもこいつ(花粉)のおかげだ。

 

たまに夜中に鼻が完全に詰まってしまって、起こされる事もあるが。

 

ふふっ、可愛いもんだ。

 

僕はこうやって日々、親友(花粉)と過ごす事で、色々考えている内に。

 

・・・・

 

・・・・・・

 

家族になっていた。

 

 

歯なの?舞

家族になっていた僕は、こいつ(花粉)を弟のように可愛がっていた。

 

弟(花粉)とは、よくティッシュの取り合いをした。

 

最終的には鼻セレブになったりで、またお金のかかるやつだなぁと思い過ごしていた。

 

そして僕はある事件を境に、大事な弟(花粉)とお別れをする事になった。

 

ある日、歯医者に行った時の事だ。

 

僕は虫歯の治療を行っていた。

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すると歯の治療中に突如として鼻が詰まりだした。

 

僕は瞬時にヤバいと思った。

 

経験のある方なら分かると思うが、歯の治療の際は先生が「ギャギャギャー」という機械で治療しつつ、歯科助手の人が横で口内に水を噴射し続けているのである。

 

その水を僕は喉の奥へ行かなように、飲み込んでしまわないように、舌を使って喉の奥へいかないようにガードするのだが、この時僕は完全に口呼吸が出来なくなる。

(この水は飲んではいけないと思っているからだ)

 

花粉症で鼻が詰まる場合は口呼吸が基本だ。

 

口呼吸こそがスタンダードスタイルなのだ。

 

その口呼吸を止められたなら、最後。

 

生きてはいられないだろう・・・。

 

僕は限界まで我慢した、早く治療が終わるように。

 

後は祈るだけ。

 

だから限界の限界まで、その先まで頑張った。

 

限界を超えた。

 

でも。

 

無理だった。

 

口内の水は全部飲んだ。

 

そして深呼吸をした。

 

そもそも最初、先生に花粉症なので口呼吸しか出来ないと、伝えておけばこういう事にならなかったのかもしれない。

 

恥ずかしがり屋の僕はそれを言えなかった。

 

破名の舞

僕は弟(花粉)のせいでで死にかけた。

 

そんな奴を弟とは呼べなくなった

 

・・・・・・

 

・・・・

 

花粉のせいで死にかけた。

 

・・・・

 

花粉のせいで。

 

・・・・

 

・・・・・・

 

もうダメだ。

 

こいつとはやっていけない。

 

僕は別れを決意し、最も効果が高いアレルギー性鼻炎薬を摂取し続ける事にした

 

そして、最後の時を迎えた。

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いつもありがとう。

 

君の事は忘れない。

 

ありがとう。

 

さよなら。 

 

君は僕の永遠のヒーローだ。

 

この気持ちを胸に、僕は僕の人生を走り続ける。

 

春で気持ちを新たに生きていく事を胸に刻み込み。

 

僕は心の中からあいつの存在を忘れようと先を進み続ける。

 

・・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

来年、また同じ時期ひょっこり現れるあいつ(花粉)に気づかずに。

 

さいごに

ひとつ言っておきます。

 

頭おかしくなってないですからね。